へたれCGI講座



10:変数の概念と数値演算子編

 予告をことごとく裏切る女、はなですこんにちは。
本格的になる…とか前回言ってたんですが、概念的な物を説明することを忘れていまし
た…(苦笑。
今回は、変数とはなんぞや?という話と、コンピューター上での計算の記述方法を説明します。


【変数とは?】
 結論を先に言ってしまいますと、値を入れることができる箱のようなものです。
   a = 1
皆さんは数学などでは上の式を「aは1」と教えられたと思いますが、プログラムの世界では
「1を a という箱に入れる」という考え方をします。
ポイントは右辺から先に考えることです。
 ちょっと簡単な例題で説明しましょう。
   a = 1
   a = a + 1

わかりますか? まず、一行目で1を a という箱に入れています。
そして、2行目の右辺で1の入った a に再び1が足されて、2行目の段階で a は2になって います。わかりますか? 右辺から考えてくださいね?
 このように中身が変化していく箱…これが変数です。
ちなみに変数の中身は数字だけとは限りません。文字が入ることもあります。
これは今後のPerlの具体的な変数の話の中で、説明していきたいと思います。


【数値演算の表示方法】
 いらないかなーとも思ったのですが、今後使いまくると思いますので勉強しておきま
しょう。
演算子 名前 意味
 +  加法 足し算
 -  減法 引き算
 *  乗法 かけ算
 /  除法 割り算
 %  剰余 割った余り
 **  べき乗  数字の3乗、4乗とか(例:2*2*2(2の3乗)) 

 こんな感じです。 剰余とかべき乗なんかは久しぶりに見た、という方もいるでしょう(笑。 しかし意外とプログラムでは使う(らしい)です。

 次回からは具体的なPerlの変数について進めていきたいと思います。
(とか言ってまた違うことやったりして)


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