へたれCGI講座



14:スカラー変数(文字かけ算と\と省略記述)編


 さてさてこんにちはこんばんは、はなです。鼻水ずるずるです。
やっと!今回でやっとスカラー変数編が終わります!
しかももうおまけ的なものしか残ってないです。気楽にいきましょー!

■文字のかけ算■
 えーと本来なら文字演算子のところで詳しく書けばよかったんですが、実際あまり使わな いということで飛ばしてきました。まぁ最後なので一応書いておきましょうってことで。

  $a = "はなだよーん" x 5;
  print "$a<BR>\n";


これでどう記述されるかわかりますか?
正解は「はなだよーんはなだよーんはなだよーんはなだよーんはなだよーん」です。
まぁまず使わないと思いますが、一応こういうのもあるということで。


■省略(簡略)記述演算子■
 これもまぁ、省略できますよーという程度の物です。
覚えて置いた方が便利ですし、多用されてると思いますので表にしてみましょうか。

省略(簡略)記述演算子 正式記述演算子 内容説明
$a++ または ++$a $a = $a + 1 $a++ と ++$a のどちらを使うかは
実行されるのがどこの行かで決まる
$a-- または --$a $a = $a - 1 同上
$a += n
(nは数値定数か数値変数)
$a = $a + n 例:$aに2を足す場合は$a += 2,
また、変数の場合は$a += $b
$a -= n
(nは数値定数か数値変数)
$a = $a - n 演算子がマイナスになった
だけで中身は同上
$a *= n
(nは数値定数か数値変数)
$a = $a * n 演算子の変更以外同上
$a /= n
(nは数値定数か数値変数)
$a = $a / n 演算子が割り算(/)以外同上
$a %= n
(nは数値定数か数値変数)
$a = $a % n 演算子が余り(%)以外同上
$a .= s
(sは文字定数か文字変数)
$a = $a . s 一つの変数にどんどん文字を
連結させるのに使う


■打消しの¥■
 以前、文字化けした際の対処法として\をつける、というのをやりましたが、
今回はその応用です。
Perlのプログラムの中で特別な意味を持つ「"」、「$」、「\」の効果を打ち消すのも、
また「\」を使います。

例:
その1 変数の先頭、$の打ち消し→頭に\をつけて「\$」とすればただ$が表示される。
その2 「\\n」と書くと改行されずに「\n」と表示される。
その3 「\"」と書くと普通に「"」(ダブルクォーテーション)が表示される。

 さぁ、これでスカラー変数は一応終了です。
次回からはif文に入りたいと思います。今回はほんとです(苦笑。



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